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『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』

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チラシ2種です。



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2019年12月27日、金曜日、シネ・マート心斎橋の様子です。
シネ・マート心斎橋のサイトを見て、気になっていた映画を仕事納めの日に観てきました。
なぜかこの2018年度のフィンランドを描いたメタル映画、盛況で、場内の半分は埋まっていました。客層も若めで・・・。
このシネ・マート心斎橋ロビーの展示物はいつも面白い。ナイスです。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』
解説:ヘヴィメタルを題材にしたフィンランド発のコメディー。ヘヴィメタルバンドが念願のフェス参加を目指して奮闘する。メガホンを取るのは、ユーソ・ラーティオとユッカ・ヴィドゥグレン。『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』などのヨハンネス・ホロパイネン、『サマー・フレンズ』などのミンカ・クーストネンのほか、ヴィッレ・ティーホネン、マックス・オヴァスカ、マッティ・シュルヤらが出演する。

あらすじ:フィンランド北部の村で暮らすトゥロがボーカルを務める結成12年のヘヴィメタルバンドは、コピーバンドの域から脱け出せずにいた。そんな状況を打破しようとオリジナル曲を完成させた彼らは、ノルウェーで開催される巨大フェスの主催者と知り合う。ところが、地元のライブハウスでトゥロが嘔吐(おうと)する失態をさらしてバンドは解散し、さらにドラマーが事故死してしまう。どうしても諦めきれないトゥロはバンドを再結成したのち、ドラマーの棺桶を車に載せ、新たなドラマーを誘拐してフェスに向かう。

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この映画のタイトルバックに流れる、ツインリードのハモリが綺麗でカッコいいメタルサウンドを聴いていると、ヘヴィメタルバンドの映画だと言っても、“あんまりゴリゴリではないな”という第一印象。
普通に野生のトナカイが道を横断しているという、フィンランド北部のクソ田舎町(汗)で暮らすトゥロは、いつも自転車で同じ道を通るたびに、地元の不良たちから、「おいホモ!気持ち悪いから髪切れよ」と悪態をつかれる。
そんなヤジに対して何一つ言い返せない気弱なトゥロの生きがいは、幼馴染たちと結成しているヘヴィメタルバンドでの練習を、仲間たちとメンバー宅の地下室でしている瞬間。

バンド経験者の私が少し補足しますと、基本はロックでも、KISSのようなロックンロール・バンドとヘヴィメタルでは少し違い、過激に展開するスピードと転調を要するメタルほど演奏難度が実は高いんです。
そういう観点から見ても、トゥロがデス声でシンガーを務めるヘヴィメタルバンドの実力は中々のモノ。
彼らのバンドでの担当と普段の職業が描かれる序盤から面白い。
しかし、結成12年でバンド名すらないというトゥロのバンド、ライブ経験もなければオリジナル曲がひとつもないという(爆汗)・・・。
この作品は、そんな活動を続けるトゥロの日常を中心にドラマを繋いでいく。ちなみに、トゥロのバックボーンなどは一切描かれない(爆汗)・・・。

ある日、バンドの速弾きギタリスト兼トナカイの屠殺場のもとへトナカイの生き血を買いに来た男は、ノルウェーで開催される巨大フェスのプロモーターだった。
さっそくプロモーターに出来立てのデモテープを渡すトゥロのバンドなんですが、数分後には田舎町なもんで、もうトゥロのバンドはノルウェーのフェスに出演するというデマになって拡散されている。
そこからの彼らは掌を返したように英雄扱いされ、田舎の学校が高校野球で甲子園出場したみたいな大騒ぎに発展する。
そんなとき、常に前向きにバンドを支えてきたドラマーが事故死してしまう・・・というお話。

この映画、タイトルを見ればバンドがライヴするための旅が中心の映画なのかと思いますやん?
けっこう、終盤までというか、彼らバンドが田舎でくすぶっている描写が長いというか、メインなんです(爆汗)・・・。
トゥロの成長物語として見れば面白いんやけど、バンドとか芸人とか目指して、いつの間にか気づいてみたらオッサンやん・・・という人に超オススメ(爆)・・・。
「・・・みんな、自分の内なるライオンと戦うのだ・・・」(爆汗)・・・。

[2019年12月27日、『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』、シネ・マート心斎橋②にて鑑賞]

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この映画、お国柄なのかどうかは分かりませんが、コメディとして見ると北欧ギャグが大阪・心斎橋ですべりたおしてたで(超爆)・・・。そのすべり具合から、ユルい=とても優しいにかろうじて繋がってんのん、なんやねんという(爆汗)・・・。
トゥロは大きな病院で介護職なんやけど、隔離病棟の病人に古いドラムをプレゼントしたら、その攻撃性から病人はドラマーになってしまうという伏線のばら撒き方は私すっきゃね(爆汗)・・・。


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このバンドの宣伝写真撮影のエピソードは微笑ましい。
一生に一度、こんな写真を撮れたヤツは幸せ者やと思うわ。



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この映画はヘヴィメタルバンドの音楽映画やと思ってみたら肩透かしを食らう。
そこはね、劇中の彼らの曲がカッコいいだけに少し残念でもある。
どちらかと言えば、ヘヴィメタル愛よりも、バンドやってる彼らもろとも優しく包み込んでしまう田舎愛の方が勝っている物語ですわ。
「ノルウェーのステージに上がったら、我々の国旗を掲げておくれ」というフィンランド愛。
劇中のヒロインが、いかにも田舎の高嶺の花みたいな・・・若くもそんなに美人でもないというあたりのリアルさも狙ってるのか?・・・みたいな。
バンドやってて、普段からなにかと肩身の狭い思いをしている人には、数ヶ所の生きるヒントと号泣ポイントがあるかもデス(爆汗)・・・。
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内緒さん、毎度です。

内緒さんは私の記事を一番隅々までご覧になって、よく憶えていてくれるので嬉しいし、書く励みになります。
ハマンのデマは私が盛って拡散し、おらが町の都市伝説にまで育てましたからね(爆)・・・。
でもね、ファンクラブがあるほどモテていたハマンが、結婚するまで〇貞やったのは立派。
私の友人に関しては、すべらない話の宝庫なんですが、書けないのが残念で(笑)・・・。

北欧あるある

私も何本か北欧の映画を見たんだけどさ、時々「?、!」ってなるんだよ。ギャグが、すべりたおしてたのも、きっと同じ感じなんだと勝手に想像してた。でも、北欧の田舎ってホントにすごそうだね、トナカイが道のにいるって、ちょっとかっこいいけど。日本橋の会社の上司の親戚がノルウェー出身のイタリア人だとクリスマスに知ったので、なんか北欧に、これも勝手に親近感わいてました。

キモサベ毎度!

どうも北欧ギャグはね、ボケたおしでツッコミ足らんのよ・・・というか、誰もツッコまんねん(爆)・・・。
だからアタマの足りない感じの人がとびっきり優しい感じに見える(笑)・・・。
狂暴な障害者がシャキっと見えるくらいやからね。
でも、そこそこ面白い映画やったよ。

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