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『1917 命をかけた伝令』

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2020年2月16日、日曜日、TOHOシネマズ梅田の様子です。
大阪は朝からずっと小雨模様なんですが、大きなシアターで公開の『1917』はまずまずの盛況ぶり。女性の方が多くて意外でした。私はТCX・ドルビーアトモスで鑑賞。プラス200円。
映画館のように密閉された空間はウィルス怖いので、アルコール消毒設置はありがたい。


『1917 命をかけた伝令』
解説:第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマ。戦地に赴いたイギリス兵士二人が重要な任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を全編を通してワンカットに見える映像で映し出す。メガホンを取るのは『アメリカン・ビューティー』などのサム・メンデス。『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイ、『リピーテッド』などのディーン=チャールズ・チャップマン、『ドクター・ストレンジ』などのベネディクト・カンバーバッチらが出演する。全編が一人の兵士の1日としてつながって見えることで、臨場感と緊張感が最後まで途切れない。

あらすじ:第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙(たいじ)する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。



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この映画はたった二人のイギリス軍上等兵が、ドイツ軍と向き合う最前線に攻撃中止の命令を伝えなければならなくなる。タイムリミットは明朝まで。
その過酷な道中を全編ワンカットに見せているという事で話題になった作品ですね。

のどかな草原でうたた寝しているイギリス兵ブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)は部隊長に起こされ、「選んだ兵を連れて上官のもとへ行け」と促される。ブレイクはすぐ横で寝ていたスコフィールド(ジョージ・マッケイ)を連れて上官のもとへ走り、上記の攻撃中止命令の伝令を下される。
私は『ダンケルク』のような戦場の臨場感を極限状態で体感させる為にカットを割らないのかと思っていたら、意外にドンパチばかりではなく、むしろ自然をバックにした静かな映画なので驚きました。むしろ、だからリアルに感じられる部分がたくさんあった。

大昔の戦争はめんどくさくて、長い塹壕を掘り続けて、身を隠しながらドンパチやってる。
敵が撤退したはずの戦場とは、ただ人間や動物の死体が転がる田舎の風景なんですよ。
なんでブレイクが選ばれたのかというと、攻撃中止を伝えなければならない最前線部隊には、彼の兄が所属しているから。その設定は風のように流れていくこの映画の展開に、当然ドラマチックを注入する事に成功している。
途中、意図的に転調するための暗転などがあるので、今まで他にあった全編ワンカット映画よりもワンカットを感じないのですが(笑)、無駄死にへ向かわずに済んだ、多くの兵を救った伝令の過酷さを見せつけるのに迫力十分。

[2020年2月16日、『1917 命をかけた伝令』、TOHOシネマズ梅田・スクリーン①にて鑑賞]

ハイ! ここからはネタバレ全開ですので観覧注意で。

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中盤までを牽引するブレイクを演じたディーン=チャールズ・チャップマンがとても良かったですね。
体型もガッチリしていて、どこか空気みたいでのっぽなスコフィールドをリードしていく。
しかし、なんと空中戦に負けて墜落してきた敵機のパイロットを救おうとし、逆に刺されて死んでしまう。
顔からみるみるうちに血の気が引き、息絶えるブレイクを捉える事に、実はワンカットが凄まじい効果を発揮している。




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実は私、エンドタイトルを見て豪華キャストだった事に気づいて(汗)・・・カンバーバッチ以外は分かりにくかったわ(爆汗)・・・。



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中盤以降、ひとりで伝令を届ける為に走り続けるスコフィールド。
演じる英国俳優ジョージ・マッケイは私の大好きな若手。
『パレードへようこそ』『はじまりへの旅』『マローボーン家の掟』等、地味なんやけど良い映画で彼は輝いてきた。


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なぜかこの映画、私の弟が凄く見たがっている。今週は多忙なので、弟は来週観ると言ってた。
プチ軍事ヲタクの弟が、この映画の何に観る前からワクワクしてるのか想像もしたくないんやけど(超爆)・・・。
エンドタイトルの冒頭でこの映画は誰かに捧げられていて、その誰かさんの話をもとに組み立てたみたいですね。
戦争ってお互い命がけですから、一瞬の判断が生死を分けるし、動き続けていたら意外と弾って当たらずに生き延びれるのかもしれない。
私は水と火はごまかしが効かないという川のシーンの迫力に魅せられたし、夜の市街地でスコフィールドが赤ちゃんを連れた若いママさんと束の間の交流をするシーンなんて本当にありそうで凄く惹かれた。
サム・メンデス監督って、私は007も含めてヴィジュアリストやと思うんですよね。画で語るタイプ。
そういう意味では、トーマス・ニューマンの音楽や神がかった撮影も含めて、総合芸術としてたいへん素晴らしい映画やと思いました。“戦争映画”という枠の作品ではないな。
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コメント

ワンカット

なんと、リハーサルに半年かかってるらしいね、これ。ワンカットで、見せようっていうスタッフ全員の気合いがすごい。監督、さすがビジュアリスト!非常にきになってるけども、本当新型コロナのおかげでどこもかしこも危険なきがしてなぁ。あの飛行機墜落のシーンから、そんな展開になるのかなぁ。ちょっとびっくり。

キモサベ毎度!

さすがイギリス勢やと思うのは、ワンカットの見せ方がおしつけがましくない。自然でしたわ。
今せっかく良い映画ばかりやってますけれど、マジでコロナウィルスは非常事態ですからね。
お互いに気をつけよう。

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Author:ゾンビマン
大阪の映画ファンです。資料・画像を中心に映画を紹介するつもりが自分語りしてたりするからご用心を・・・。

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