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『ダンス・ウィズ・ウルブズ』 〈午前十時の映画祭10+〉

 
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チラシ2種です。

 

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関西版新聞広告です。

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2020年5月24日、日曜日、大阪ステーションシティシネマの様子です。
大阪ステーションシティシネマは午前十時の映画祭に感謝せなアカンね。
せっかくシネコンが再開しても同じ映画を上映せなアカン状態で、旧作・名作映画の上映は助かると思うから。
私も昨日の『大脱走』に続き、午前十時の映画祭10で見逃していた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』を再見できて良かった。



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パンフです。この映画が公開された一時期、東宝系洋画のパンフレットは独自の日本語なしデザインで、オリジナリティがあって素晴らしかった。



『ダンス・ウィズ・ウルブズ』 〈午前十時の映画祭10+〉
解説:南北戦争の英雄ジョン・ダンバーは、自ら志願した最果ての地で先住民のスー族たちと出会い、交流を深めていく。“狼と踊る男”という名を授かり、部族の一員と認められたダンバーはしかし、騎兵隊とスー族との争いに巻き込まれていく。アカデミー賞では作品賞、自作自演したケヴィン・コスナーの監督賞ほか7部門を受賞した。
音楽担当は英国出身のジョン・バリー(1933~2011)。007シリーズ「ジェームズ・ボンドのテーマ」のヒットで一躍売れっ子作曲家になった。『007/ドクター・ノオ』(62)から『007/リビング・デイライツ』(87)までシリーズ12作品を担当し、その他代表作にアカデミー作曲賞を受賞した4作品、『野生のエルザ』(66)、『冬のライオン』(68)、『愛と哀しみの果て』(85)、そして本作がある。題名や舞台がいずれもライオンや狼、アフリカに関連しているのが面白い。

あらすじ:1863年秋、南北戦争の激戦地で北軍中尉ジョン・ダンバー(ケヴィン・コスナー)は、単身馬を駆り敵陣に飛び込んだ。南軍が虚を突かれた隙に北軍は一勢に攻め込み、勝利を収めた。一躍英雄となったダンバーは、殊勲者として勤務地を選ぶ権利を与えられ、フロンティアと呼ばれていた当時の最西部、サウスダコタのセジウィック砦に赴任した。荒野の只中、砦とは名ばかりの廃屋で、ダンバーはたった一人、しかし満ち足りた生活を送り始めたが―。

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南北戦争の激戦地で大怪我を負ったダンバー中尉は、野戦病院で足を切り落とされる直前だった。疲れ果てた軍医が目を放した隙に馬を奪ったダンバーは、どうせ死ぬならと、膠着状態が続く最前線の敵陣に踏み込んだことで英雄扱いされる。
殊勲者となったダンバーは、「フロンティアをこの目で見てみたい」と、最北部サウスダコタの砦に赴任する。砦とは名ばかりの廃屋を改築し、ダンバーは日記をつけながらひとりぼっちの生活を軌道に乗せるのですが、ある日スー族の偵察陣と遭遇して、双方が腰を抜かす有様で(笑)・・・。
“隣人”として気になるスー族のテリトリー近くを探索するダンバーは、大怪我を負ったスー族の白人女を助けるんですね。彼女を送り届けた紳士的な態度がスー族の心を動かすことになったダンバーは、以後、少しずつ慎重にスー族との距離を縮めていく事になる・・・。

この映画は当時スーパースターにのし上がったケヴィン・コスナーが初監督した作品にしてオスカー受賞作という奇跡の一品!
言葉が通じない相手とのコミュニケーションに始まり、ジョンが先住民スー族に受け入れられ結婚し、スー族として多民族と闘い、スー族を守り抜く為にスー族を去るまでが3時間かけて描かれるわけですが、素晴らしい撮影とジョン・バリーの音楽、そして“話の分かる男”だと認め合うとはどういうドラマなのかを見せ切ったケヴィン・コスナーの心意気に身を委ねていれば、3時間あっという間・・・いや、時が止まった錯覚を受ける。

私、この映画は1991年に南街劇場で1度見たきりやったんですが、すんごく良い映画だという記憶があって・・・。「人間同士の和解の物語は感動するな」と感じてきた。
今回再見してみてね、ダンバーが大切にしていた馬や狼もみんな人間に殺されてしまうという壮絶な開拓物語を見せられて、劇中のダンバーのセリフにあった、「調和こそが素晴らしい」と。
自然を相手に生きている我々は根底で調和を求めてるんやないかなって、深い部分でこの映画を感じた時に、改めてむちゃくちゃ感動したんですわ。
クソ新型コロナウイルスに侵されて人間性が問われる今やからこそ、ケヴィン・コスナーがこの作品で伝えたかった事こそが、いつの時代にも大事なスピリットなんだと分かる。
この映画は間違いなく1990年代を代表する名作映画です。

[2020年5月24日、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、大阪ステーションシティシネマ・スクリーン④にて鑑賞]

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私のようなアラフィフ世代だと、昭和のテレビCМにて、「インディアン嘘つかない」というコメントとか、「アワワワワ~♪」なんて奇声も知っているのですが、同じ人間としてかなり違う人種というイメージを受けてた。
あのマーロン・ブランドが『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネ役でオスカーに輝いたとき、「映画におけるインディアンの不当な扱いに抗議する」と受賞を拒否した。
この映画でも二つの部族を登場させ、インディアンの2面性を描いているわけですが、私のような無知にわかりやすい、そういった映画的手法、考察派映画ブロガーの恰好の能書きネタになるんですが、私は好き。映画なんやからそれでいい。

孤独感の中で人恋しい本能から周りを友好的に迎えてしまう序盤のダンバー(ケヴィン・コスナー)の一人芝居は必見やね!
そして、まるで映画『未知との遭遇』での人類と宇宙人のファーストコンタクトのごとし、ダンバーとスー族たちのファーストコンタクトも見応えあり。
この映画は、言葉が通じない相手(人間)に、どうやって想いを伝えようかという心の描写が上手いから、見る者の魂が揺さぶられる。


 
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当然のように白人を侵略者として敵対視するスー族の“風になびく髪”(ロドニー・A・ガーランド)はダンバーを攻撃しようとするのですが、ダンバーの紳士的な物腰に感じるものがあった“蹴る鳥”(グラハム・グリーン)は、友好的に接してみようと部族間で提案する。


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ダンバーはスー族の“拳を握って立つ女”(メアリー・マクドネル)を救って送り届けた事がきっかけで、スー族と友好的関係を築く事に成功する。
幼い頃、インディアンの襲撃時にインディアンに拾われ育てられた白人“拳を握って立つ女”は、以後、ダンバーの通訳の役割を“蹴る鳥”に命じられる。
“拳を握って立つ女”、実は大怪我をしてダンバーと出会った日、戦闘で夫を亡くしていた。以後は徐々にダンバーに惹かれていくのですが、喪に服しているから気持ちを表に出せない。
お互いが「もう辛抱たまらん」という悶々とした二人の恋物語もおもろい。そらもう、チューし出したらハヒハヒ言うて止まらん(超爆)・・・。

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その“拳を握って立つ女”を演じたメアリー・マクドネルは、それまでそんなに有名ではなかったけれど、この映画で認められました。
この作品でのアラフォー背面ヌードが綺麗で艶めかしくて。監督のケヴィン・コスナーが、「男って理性が負けちゃうときがあるよな?」って、物凄く訴えてるようで(笑)・・・。
わたくし“風にそよぐ鼻毛”ことゾンビマンは(爆汗)、鋼鉄の理性で誘惑も美ケツも跳ねのけてきたです。インディアンとわたくし嘘つかない(爆汗)・・・。



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この作品のテーマを浮かび上がらせた素晴らしいキャラ、“蹴る鳥”を演じたグラハム・グリーンは超ナイスでした。
“蹴る鳥”はどこで鳥を蹴ってきたのかわかりませんが(笑)、この人はむちゃくちゃ穏健派なんです。
言葉も人間大事なんやけど、相手の心を読めるような深い男だから、ラストシーンも多くを語らずに、グッとくる芝居で見せてくれる。さすが、部族の中で一番部族の行く末を案じていた人物。
このグラハム・グリーンも、インディアン系の役者として以後活躍されている。『ダイ・ハード3』での主人公の同僚とかね。



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この映画の素晴らしい撮影は、『マッドマックス2』でデビューした、オーストラリア出身のディーン・セムラー。
そして、私が一番好きなジョン・バリーの音楽が最高です。包み込まれます。 

Dances with Wolves

https://www.youtube.com/watch?v=5nU148c3TCg

 



私、この映画を最初に観た1991年頃は、かなり迷走して心が荒んでいた。
3時間という大作のこの映画を観たとき、やはり自分は人恋しさみたいなんを抱えて生きてるから、すごくダンバーに共感してこの映画を感じたものです。という、当時の事がいろいろと蘇ってきて、今回は途中で涙流してました。
1990年代の映画も捨てたもんじゃない。私にしてみればついこの前みたいな感じなのに、確実に30年の重く長い歳月が経ってる事を痛感した。

人恋しいときは人生のチャンスやね。そう感じるなら幸福感を得る為に何かを決断して変えないと。思うようにいかない人の心を動かすにはどうすればいいのか。そういうベーシックに対する答えが、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のような名作映画には存在する。
ダンバーなんて、一度死んだ気になったから人生が激変したわけやし。
昔の記事にも書いたのですが、見終わって、この映画のタイトルってホンマにカッコええと思う。







 
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コメント

No title

91年でしたかぁ~。
これ、3時間あるのに苦じゃなかったどころか、もう一回観たいと思いましたよ~。
で、テレビで観て、ナンカチガウ・・・と。

この風景まるごとがこの映画の良さなので、やっぱりスクリーンで再会したいなぁ、と、30年観れてません(;;)
1月の上映会に行きそびれたので、こちらの記事を見てウソッ!と思ったけど、京都はまだまだ自粛閉館中でした(--;)

ぽんぽんさん毎度。

気持ち凄くわかります。これはスクリーンで世界観に包まれないと値打ちない作品。
私も今回30年ぶりに再見して、あらためて、なんちゅう良い映画かと。沁みますね。
インディアンたちを保護するかのように静かに終るラストに響く「風になびく髪」の叫び・・・たまらんですね。

ゾンビマン、嘘つかないの?(笑)

美ケツねぇ、…美ケツになりたいなぁ。丸くポンってしたやつ、まあ、いいか(笑)
これ、見逃してる作品です、すっかりどんな話かも忘れてたけど、ケビン・コスナー監督作品だったのね、ほんと奇跡の一品だな。
もう30年前なのこれって、いやーうそみたい。人生の半分くらいは人恋しい状況だったなぁ…もう、なるようになるしかないやいや

キモサベ毎度!

ウソつかない(笑)すぐバレるし。美けつ追ったら嫁さんにばらばらにされてます(笑)
キモサベはダイナマイトバディやからね。いいブリケツしてますよ。
この映画はホンマに良い映画。歴史の勉強にもなるしね。

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大阪の映画ファンです。資料・画像を中心に映画を紹介するつもりが自分語りしてたりするからご用心を・・・。

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