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『ある天文学者の恋文』






チラシと関西版新聞広告です。











本日の大阪ステーションシティシネマ(スクリーン6)の様子です。
11F風の広場のお花はセットチェンジ途中でした。
映画の方の観客層は年齢層がかなり高めで、入りはボチボチでしたね。






『ある天文学者の恋文』
解説:『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』などのジュゼッペ・トルナトーレ監督が放つ、ミステリードラマ。死んだはずの恋人から手紙やプレゼントが届き続ける女性が、その謎を解く姿を彼女の秘めた過去を絡めながら追う。『運命の逆転』などのジェレミー・アイアンズが天文学者である恋人を、『007/慰めの報酬』などのオルガ・キュリレンコがヒロインを力演。深い謎と、舞台となるエディンバラやサン・ジュリオ島の美しい風景に魅せられる。
 
あらすじ:天文学者エド(ジェレミー・アイアンズ)と、教え子のエイミー(オルガ・キュリレンコ)は、愛し合っていた。だが、エイミーのもとにエドが亡くなったという知らせが飛び込む。悲しみと混乱の中、死んだはずのエドからのメール、手紙、プレゼントが次々と届く。不思議に思ったエイミーは、その謎を解くためにエドの暮らしていたエディンバラや、二人の思い出の地サン・ジュリオ島などを訪れる。やがて、エドが彼女の秘めた過去を秘密裏に調べていたことがわかり……。




(この記事は若干のネタバレ注意ね。観覧に注意してください)

 
 
 
朝6時、ホテルの部屋で抱き合い、難しい専門用語を挟みながら別れを惜しんでいる初老の男と美女は、会話の内容から学者エドと教え子エイミーだとわかるんですが、車に乗り込むエドを窓から見送るエイミーの姿は、エドが多忙すぎて二人が頻繁に会えないという事を物語っている上に、その二人にとって凄く重要なシーンになっているのですよ・・・その冒頭シーンを最後に二人は永遠に会う事はないのですから・・・。
 
爆破に火だるまという危険な映画スタントの仕事をこなしながら天文学の博士を目指すエイミーは(笑)、iPhoneで頻繁にエドと連絡を取っていて、帰宅してもPCを通じてエドと会話し、そんなエドは絶妙のタイミングでエイミーに宅配でプレゼントを贈ったりする。
ところが・・・数日経ったある日の講義で、エイミーはエドが亡くなっている事を知る。
激しく動揺するエイミー。しかし、まるでエドが生きているかのごとく、エドからのメールやプレゼントは途絶えない・・・という、一見不思議な物語です。
 
この作品を見ている観客も、エイミーと同じ狐につままれたような気分を共有しながら進んでいく展開はミステリーかな?(汗)・・・。
エイミーは自分の行動の先回りをしてまで届くメールやプレゼントに疑問を抱く・・・エドが生きているのではないか?と。
しかし、エイミーが受け取る不思議なメッセージの数々は、実はエドが、自分が病気で死ぬ事を分かったうえで周到に計画したモノだと理解するようになるんですよね・・・。
この作品、原題(CORRESPONDENCEの意味が文通で、奇を衒ったような語り口のわりには、邦題の「天文学者の恋文」としか言いようのない内容の作品なんですよ。
 
ズバリ、死をどう受け止めるか?・・・という、設定に大変無理のある映画なんですが(汗)・・・。
 
私が先日見た『後妻業の女』での大竹しのぶさん演じた結婚詐欺師の趣味が、「読書と夜空を見上げること」だった。
私、夜空なんて見上げません(汗)・・・「台風来るぞ」とか言われたら方向音痴のままどんよりした夜空を年に二回ほど恨めしげに見上げるぐらいかな(爆汗)・・・。
この作品でエドやエイミーが天体望遠鏡で見上げる星雲の綺麗なことよ・・・。
そう、この映画はエドが自己終焉にあたって仕掛けたロマンチックにどれだけ酔えるかどうかなんですよ(汗)・・・。
私がもし愛する人に同じ事をされたら、ちょいとキモいから途中で付き合いきれなくて前を向いて歩いていける(超爆)・・・。
この作品のエイミーは優しいから、全部付き合ってエドの死と自分の過去を受け入れる。
ロマンチックな人ほどこの作品と向き合えるという、浪漫のリトマス試験紙のような映画(汗)・・・。
浪漫が足りない私のような輩は、男の強烈なエゴの痛さが運んでくる睡魔と戦うハメになるかも(爆汗)・・・。
 
[2016年、9月22日、『ある天文学者の恋文』、大阪ステーションシティシネマ・スクリーン6にて鑑賞]
 









この作品で天文学者エド(ジェレミー・アイアンズ)が自分のエンディングノートとして仕掛けた若き恋人エイミー(オルガ・キュレリンコ)へのメッセージの数々、成し遂げる事ができれば・・・という部分には男のロマンを感じます。
エドはね、その恋文の数々を、「もし、しつこいと感じたらいつでも切ってくれ」と暗号までエイミーに教える。
エイミーは優しくてエドを愛しているから、一度は恋文を拒否しながら、結局はエドからの恋文の続きを求めてしまうんですが、どちらの目線からみても少しエゴ的に痛くて無理のある設定。
ロマンチックにハマれない人にはかなりしんどい愛のファンタジーという気がした(汗)・・・。
コレ、ジェレミー・アイアンズやから許せるけど、エドがビル・マーレイとかジョン・グッドマンやったら天文学者を電気屋のオッサンとかに変更せなやってられへんで(爆汗)・・・。

オルガ・キュレリンコが美しく、また、私は数日前にスマホに変えて悪戦苦闘してる毎日なので、オルガ・キュレリンコのiPhoneの扱いの速さに驚きました。

コレ、誰にでも平等に訪れる死への美学を考えさせられる作品になっています。
とても手の込んだエドの恋文の数々、遺されるモノとしては面白いし、私もエドと同じく「美しい」と思えた。
“ソコ”は凄く映画的な魅力にあふれた優しい嘘(フィクション)として良いと思いましたよ。

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