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『無頼』



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二つ折りチラシの両表紙です。


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関西版新聞広告です。


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2020年12月30日、水曜日、第七藝術劇場の様子です。
この映画は第七藝術劇場のサービスデーである水曜日に時間が合う日を待っていたら、年末になってしまった。
映画『無頼』、盛況でしたよ。
ロビーにこの作品のパンフが展示されていたのですが、2200円でした(爆汗)・・・。
今回の鑑賞で思い知らされたのですが、難聴の私はこちらの劇場では邦画は無理です。
補聴器をつけても、音がうるさいばかりでセリフの輪郭がホールエコーで聞きとれないんですわ。
少し前に鑑賞した『タイトル拒絶』と同じく、全体の50%しかセリフ内容が分からなかったので、この記事は作品の内容案内にはなっておりません。
今回、細かいギャグのシーンで周りが笑っている数シーンがまったくわからんという屈辱を味わったので、こちらの第七藝術劇場では今後一切の邦画を観る事を止めます。

『無頼』
解説:『黄金を抱いて翔べ』などの井筒和幸がメガホンを取った群像劇。終戦から時代が変遷していく中で、己の信念を貫きながら生き抜いたアウトローの姿を映し出す。『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』などの松本利夫が主演を務め、『純平、考え直せ』などの柳ゆり菜、『斬、』などの中村達也のほか、ラサール石井、小木茂光、木下ほうか、升毅らが脇を固める。主題歌は泉谷しげる。

あらすじ:酒に溺れる父を家から追い出し、日雇いで食いつないでいた井藤正治(中山晨輝)は、1960年に安保闘争のデモに向かう学生をカツアゲして鑑別所に送られたのを機に、社会のあぶれ者として生きていた。東京オリンピックに日本中が沸く1964年、ヤクザと揉めて指を切り落とした正治は自分も極道となることを決意。1971年に網走刑務所から出所すると、虎の異名を持つ川野組組長(小木茂光)と親子の盃を交わして自分の組を構え、次々と抗争を繰り広げ武闘派として名をとどろかせる。


えふぶらい0 

この映画は、いかにも貧乏な家の少年が、売り飛ばす為に屋根のブリキを引き剝がしている1956年から、1990年前後までの、その少年・正治のその後の姿(松本利夫)がヤクザとして成り上がっていく姿とリンクさせた昭和史です。

映像の色彩を退色させて描いた序盤の昭和30年代から40年代は、世代的にも井筒監督が一番こだわって描きたかった部分やと思います。見ていてもそれが伝わってくるから、覚えやすい顔の松本利夫が荒ぶるほどに見ていて面白い。
ヤクザ映画とは、どうしても群像劇になります。
井筒監督の下で同じ想いを共有したい役者たちと一丸になれた事が、“集大成”として井筒監督が楽しくてしょうがない現場になった事がビシバシと観るこちらに伝わってくるほど、本来のこのお話の面白いエキスがみんな洗い流されている感じが私はして仕方なかった。

ゴキブリの巣として名高い大阪は京橋駅の連絡道のマンホール蓋を開けたかのごとき登場人物のもぞもぞと多すぎる群像劇(爆汗)・・・全体のリズムが凄く良かっただけに薄味に感じて、よくわからない部分も多々あった(爆汗)・・・。
でも、無頼が認められた昭和という時代を締めくくったのは、正治が見る夕陽だった。
井筒監督、ソコはむちゃくちゃよく分かったです(涙)・・・。

[2020年12月30日、『無頼』、第七藝術劇場にて観賞]


えふぶらい1 

この映画のごちゃごちゃうじゃうじゃ感は、上記の二つ折りチラシのデザインにも如実に表れていますね。
ただ、ロン・パールマンと倉田保昭さんが正面衝突したような松本利夫という人(汗)、主人公として中盤までは凄く良かったですよ。
中盤までというのは、彼が演じた正治が大物感を放出する前に落ち付くのが早いんですわ。
全体的に『岸和田少年愚連隊』のような語り口で見やすいのに、混沌としすぎていますしね。


えふぶらい2

この映画の最強の収穫と言えば、正治と結婚して姐さんになる佳奈を演じた柳ゆり菜やね。
男たち相手に一歩も引かん存在感で。
劇中では訛りがないのですが、大阪出身らしいですよ!


えふぶらい3 

こういう題材は映画にしにくいんやろうな・・・と痛感。
一番こういうのが十八番の監督さんがおもいっきりやっても、なんか歯切れが悪い感じで、やはり語り口に制限がかかるんやなあとは思いました。
脇役では井筒監督作品の常連、木下ほうかさんが持っていっとったね~(笑)・・・。
個人的に、井筒監督のヤクザ映画に対するオマージュが興味深くもあったんですが、井筒さんは松方弘樹さんが好きやったんやなあと・・・松方愛を感じましたわ・・・。
見終わって思ったのは、「昭和の無頼って、こんなもんじゃないよ」って、井筒さんが一番感じてるんちゃうかな?と。
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コメント

え?松本利夫って…

まさかとおもったけど、EXILEのMATSUさんだ…映画中の写真観てもわかんなかった!!そうか、MATSUさん、俳優で活躍されてるのね。元EXILEと思えないちょっと芋ぽさが残る前半の写真、(笑、誉めてます)かなり演技もナイスなんじゃないかなと感じます。
話の内容がとても昭和だね、あの頃はよくも悪くも大人が主体の世の中だった気がする。あの頃の大人たちと変わらない年代になって、あんな風に「大人」にはなれない時代になったなと、こういう映画見ると感じるね。昭和を懐かしみつつ、どこか憧れのかっこいい「大人」になりたいと思う

キモサベ毎度!

ウチの嫁さんに聞いても、EXILEの人やって知ってたから、私は驚きました。
とても主役として頑張っておられた。
その松本さんの子供時代を演じた少年も良かったね。
そうそう、私なんかも大人に憧れてたから、背伸びばっかしていたけれど、今の若い人は逆に大人になりたくないんですよね。自分たちが昭和や大人=おっさんを非難しすぎて自分たちの首を絞めてるから(笑)・・・。
どんな時代を生きようと、先の時代をリスペクトする心のない人間はもったいないと私は思うよ。
どうして今があるのか考えれない人はダメやからね。

No title

ご無沙汰です(^^♪
「無頼」の意味と読み、調べてやっとわかって、納得した私 ^^) _旦~~ おはずかし~
私も、難聴で、映画館はしばらくご無沙汰だけど、TV番組も、聞き取りにくくなってきました。そうなのよね~、雑音が大きくなるばかり、、
今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします

あさん、毎度です。

あさんが難聴というのは意外です。
日本人のように、生活状況で周囲に気を使ってヘッドホンを多用するとなりやすいのですが・・・あさんなら数百メートル離れたカンガルーの鼻息も聞きとるのかと(笑)
そちらは暑いんですよね。
あさんも良いお正月を!
今年もありがとうございました。

見逃したぁ

これ、やってたの知らんかったんです。ゾンビマンさんのブログもちょうど見てなかったんかなぁ。
観てみたかった。
EXILEの人、岡本信人さんに似てますね(笑)。

TEETEEさん、毎度です!

これは十三で観るくらいですから、それはもうひっそりと公開されていました。もう井筒さんの演出が昭和でした。
岡本信人いきますか(笑)ホームドラマが怖くなりますやん(笑)
東京なら意外なところで上映あるかもですね。

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