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「ペンギン投法」のヤクルトOB・安田猛氏が胃がんで死去

「ペンギン投法」のヤクルトOB・安田猛氏が胃がんで死去

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ヤクルトは21日、OBの安田猛氏が20日の午前2時半に胃がんのため東京都内の自宅で死去したと発表した。73歳だった。  福岡県出身の安田氏は小倉高、早大、大昭和製紙を経て1972年にヤクルトに入団。身長173センチの小柄なサイドスロー投手として活躍し、現役10年間で358試合に登板し93勝80敗、通算防御率は3・26だった。独特な投球フォームは「ペンギン投法」とも呼ばれた。


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私がプロ野球に興味を持った1975年頃、赤ヘル・カープが初優勝し、阪急ブレーブスの黄金時代でしたが、各球団には凄いエース・ピッチャーがいた。
巨人のエースは堀内さんで、小林繫さんが台頭してきた頃やね。
テレビでは毎カード、巨人戦を中心とした放送があるから、私のような野球ファンは、巨人戦を通じて、他球団の選手を覚えます。
相手が巨人だと鬼気迫る形相で各球団のエースは向かっていく。あの中日の星野仙一さんが代表格やね。大洋の平松さんに、もうその頃阪神の江夏さんは南海へトレード寸前やったから、代わりに来た江本さんとか。
で、中日は星野仙一さんと対照的な左の松本さんという、飄々と投げ込むピッチャーがいてダブル・エースやったんですが、ヤクルトスワローズも長い間、左右のダブル・エースがチームを支えてた。


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剛速球右腕の松岡さんと、速いテンポでちぎっては投げの「ペンギン投法」と言われた左腕・安田猛さん。
この二人は同い年でライバル心もあったらしいですが、ホンマに弱いチームにあって毎年たくさん投げていましたね。
私のようなアンチ巨人は、そんなセ・リーグの巨人以外のエースの熱投にしびれたもんですよ。
で、そんな二人と同い年の若松さんや大矢さんがレギュラーになった1978年、ヤクルトはみんなの活躍で初優勝し、あの無敵と言われた阪急も倒して日本一になった。

安田さんは少し後に、違う面で有名・人気者になった。


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人気アニメ、『がんばれ!!タブチくん!』西武ライオンズに行ったタブチくんとリーグが違うのに、タブチくんの対戦相手だったヤスダ。ものごっついデフォルメされてるから、私は見てなかったんやけど、映画にもなって続編まで公開されていた(笑)・・・。ちなみに、モデルになった田淵さんはこのアニメ化に色んな意味で凄く感謝していると。公開当時に江夏さんと劇場に観に行って、お客さんが入ってない時は怒ってたそうやけど(笑)・・・。

で、安田さんは新人の年、とりあえず阪神に無茶苦茶強かったらしく、最初は安田さんの当番の時に投げていた相手の江夏さんが、松岡さんの当番日にローテが変わってきたと(笑)・・・。
安田さんのような変則左腕の系譜は受け継がれ、同じヤクルトの梶間いうピッチャーにも、阪神はようやられとった。


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安田さんと言えば、王さんキラーとしても名をはせた。
安田さんのプロ入りのきっかけが、「王さんと対戦してみたい」からだった。
安田さんは後年のインタビューで、「自分は遅い球を操る“速球派”なんだ」と。「真っすぐは速く見えたはずですよ」と。
今のプロ野球中継って、センターカメラが中心でしょ?実は今のようなアングルになったの、王さんのホームラン世界新記録がかかり始めてから。最初は「ホームランカメラ」と呼ばれていた。その方が見やすいから後に今の形として定着するわけですが・・・。
上記のような昔のカメラアングルより、ピッチャーの球筋や威力が分かりやすくなった。
すると、安田さんがたまに投じるストレートが、ピゅっと速い速い。そう見せるテクニックは凄かった。

晩年はよくインタビュー記事などにも応じられ、癌での闘病を公表されていながらも元気そうでした。
自分がプロ野球に憧れた頃の名選手が亡くなっていくのは寂しいですわ。

合掌。
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コメント

梶間いましたなあ

安田さん、がんばれタブチくんでも、主要なキャラクターでした。
そして我が阪神キラーでもありました。
いろんな名選手が野球をもりあげ、楽しませてくれました。今はテレビ中継もないですしね。なかなか野球に熱中することがありません。
昔は楽しかったなと、こういう訃報に触れると思います。

TEETEEさん毎度です!

がんばれ!タブチくん!でのヤスダは凄いとぼけたキャラでね(笑)
私は基本アンチ巨人でしたので、巨人戦中心の民放テレビがなくなったのはホンマに寂しいですね。
それでも球場には昔よりお客さんが入っているから不思議。
時代の流れですよね。私はよくオカンの鏡台の前で色んな野球選手のモノマネをしてたんですが、難しかったのが安田さんでした。

安田さん

安田さんのデフォルメ加減がすごい、アニメって(笑)しかもチームちがうのにって(笑)それだけみんなのイメージに対戦相手として刻まれてたんでしょうね。
ペンギン投法ってきいたことある。この方の投げ方なんだね。
最近、NHKで、球辞苑という番組があるのをしってね、たまたま見かけたんですが。なかなか面白かった。安田さんもなにかでもりあげられそうな方だよね、番組のバックナンバーとか探してみようかなと思いました。
胃ガンだったのか、73じゃ今時はまだ若いよね、ご冥福をお祈りします。

キモサベ毎度!

プロ野球選手って、基本的に大きくて凄い体した人が主流だから、やはり小柄な選手は個性的で努力家が多かった。
安田さんのキャッチボールに毛が生えたような投球術は、マンガになった事で余計に私のような同じ体系の野球好きに夢を与えてくれた。
今は早期発見しやすい胃がんで亡くなるのは惜しいですよね。

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大阪の映画ファンです。資料・画像を中心に映画を紹介するつもりが自分語りしてたりするからご用心を・・・。

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