FC2ブログ

記事一覧

『ザ・ロック』 午前十時の映画祭11

ザ・ロック看板

遂にこの週末からスタートした、「午前十時の映画祭11」
終わる、やめやと繰り返しながら引退しないプロレスラーみたいになっとんね(笑)・・・。
まず、私はこの企画上映の記事は、映画祭の看板をトップに持ってきてるのですが、私が今回鑑賞した大阪ステーションシティシネマには「午前十時の映画祭」の看板がないんですよね(怒)・・・。
だから番組はテレコ(大阪方言)になっているのですが、こちらの看板は昨日わざわざTOHOシネマズなんばで撮影してきました。

ザ・ロックザ・ロック広告

映画『ザ・ロック』初公開時(1996年)のチラシと関西版新聞広告です。





IMG_1702.jpgIMG_1700.jpgIMG_1705.jpgIMG_1709.jpg
IMG_1706 (2)
IMG_1710.jpg

今回の午前十時の映画祭11から、値段上がっています。一般は1200円から1500円に。
今回の私は『サンドラの小さな家』という映画を観るか午前十時の映画祭か、凄く迷いました。が、過去に観て面白かった事だけを憶えていて、まだ記事にしていない『ザ・ロック』を選択。
大きな決め手になったのが、なんとこの日だけ、一番大きなスクリーンでの上映やったんです。
その事をみなさんご存じなのか、悪天候が予想されるなか、場内は盛況で。若い人もたくさんいた。
結果大正解でした。私は『ザ・ロック』という作品は、大スクリーンの南街劇場で鑑賞した映画なので、そんな過去を思い出させてくれる大スクリーンでのメジャー大作鑑賞に感激。
やはり映画は大きなスクリーンで観るもの。家で見るものではないね。
ちなみにこちらのシアターでの上映作品、なんとあさイチからは『サンドラの小さな家』だった。




ザ・ロック pンフ

初公開時のパンフです。



『ザ・ロック』 午前十時の映画祭11
解説:脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将とその部下たちは、観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求。FBI科学兵器処理班のグッドスピードは、アンダーソン隊長率いる特殊部隊と共に作戦参加を命じられた。彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソンだった……。



えふろ2えふろ1


ベトナム戦争時の英雄で優秀な軍人でもあるハメル准将(エド・ハリス)は、ある非公式任務で多くの部下を失いながら、その遺族たちに謝罪も保証もせずにもみ消した政府に憤り、部下と共にVXガス(猛毒)搭載のミサイルを盗み、ツアーガイドに参加するふりをして、人質をとってアルカトラズ島に立てこもる。
ハメルはロケットでサンフランシスコ全土を狙い、政府に身代金を要求する。
事件解決へ動き出した政府は、FBI科学兵器処理班のグッドスピード(ニコラス・ケイジ)を呼び寄せますが、グッドスピードは現場の戦闘訓練も何も受けていないエリート組なんですね。困った政府は、かつてアルカトラズ島が巨大な刑務所だったときに、唯一脱獄に成功していた元イギリスの諜報部員(この設定にニヤリとする)、メイソン(ショーン・コネリー)に協力を求める。

この作品は長尺で、クランジ・ヘアー(笑)で牢獄から出されたメイソンが、グッドスピードや海兵隊の精鋭たちと共にアルカトラズ島へ潜入するまでも長いのですが、実はその間に後半への重要なネタフリが散りばめられていて、むちゃくちゃ面白いんです。135分があっという間。
後半にかけては手に汗握るアクションの連続なんですが、どう面白いのか?
まず、ハメルやグッドスピードにメイソンの主要人物3人だけが、実はお金の為に動いていないんですよね。ハメルは失った部下たちの弔い合戦を、亡き妻の墓前に報告してから、軍人の魂救済の為に国と刺し違えてもやり遂げる覚悟。
対するグッドスピードとメイソンは、彼らにとっての最愛の女性が、ミサイルの射程に入っているサンフランシスコに滞在しているからなんです。

坂の多いサンフランシスコの地形を最大限に活かした中盤のカーアクションに加え、“ザ・ロック”内での壮絶な銃撃戦と駆け引き。どこを切り取っても面白いんですが・・・。
後半になるにつれて良きコンビになるグッドスピードとメイソン。
頑固な元凄腕スパイのメイソンは、どうしてグッドスピードに心を許すようになるのか?
それはグッドスピードのある小さな気配りやったんです。
その事が伏線になり、ラストシーンでメイソンがグッドスピードに言う、「長い間この言葉とは無縁だったが・・・“ありがとう”と言わせてくれ」というセリフにグッとくる映画の余韻が、最高以外であるはずがない!
この映画を午前十時の映画祭にラインナップした人に、私もありがとうと言いたい!

[1996年10月27日、『ザ・ロック』、南街劇場にて鑑賞]
[2021年4月4日、『ザ・ロック』、大阪ステーションシティシネマ・スクリーン①にて鑑賞]



えふろ3
えふろ4 えふろ7

実は メイソン、監獄に入れられる前、レッド・ツェッペリンのコンサートの帰りに出会ったという女性との間に娘がいる。
娘会いたさに、一度はトンズラしてサンフランシスコをパニックに陥れたメイソンが、娘と再会した途端に警官に包囲されたとき、グッドスピードの機転に救われる。
そんなグッドスピードには敬虔なクリスチャンの恋人カーラ(ヴァネッサ・マーシル)がいて、なんとグッドスピードに妊娠を告げたカーラは、ついでにグッドスピードに逆プロポーズ(笑)・・・おっと!ジェンダー問題でうるさいご時世に、「女性から逆プロポーズ」なんて書いたら、また東京の小池のおばちゃんからお門違いの文句言われるわ(汗)・・・。
そのカーラを演じたヴァネッサさん、むちゃくちゃ可愛い。


えふろ5えふろ6

結局、サンフランシスコを救う為に潜入した海兵隊(あのマイケル・ビーン含む)たちは、ハメルの部下たちに狙い撃ちされて全滅。刑務所時代のアルカトラズを熟知したメイスンと、彼に導かれるグッドスピードだけが秘密裏に活躍する。
今でこそニコラス・ケイジはB級映画王になる勢いでヘンテコな映画に出まくってますが、ちょうど彼がアクション系の映画に出始めた頃の作品で、この頃の彼の作品も、ショーン・コネリー出演作もアタリが多いんですよね。
最初はお荷物やったグッドスピードなんですが、還暦メイソンがバテてくると、戦闘に慣れてきたグッドスピードと良いコンビになるという設定もおもろい。




えふろ8

この作品は『トップガン』、『ビバリーヒルズ・コップ』等でお馴染みのドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー製作で、そのチームが手掛けた『バッドボーイズ』でホップしたマイケル・ベイ監督が、大ステップした痛快娯楽大作。
マイケル・ベイは次の『アルマゲドン』で億万長者になりますが・・・。
成功しすぎてドラッグに走ったドン・シンプソンはこの映画を最後に52歳の若さで亡くなってしまい、この映画は彼の思い出に捧げられている。
冗談抜きでバカみたいに面白いこの映画、ハンス・ジマーの音楽も名曲なんですが、ド派手なアクション映画を大味にしなかったのが、何と言ってもショーン・コネリーのユーモアとインテリジェンスです。
私のような四捨五入すれば還暦やんという映画ファンにとって、あの太く甘いショーン・コネリーの声がシアター内に響くだけで感無量。
彼の出演作、『ザ・ロック』と『アンタッチャブル』を、新しい午前十時の映画祭のトップバッターに選んだ人は、大ファインプレーやと思います。




The Rock Theme Song

https://www.youtube.com/watch?v=u6bTGzXREzQ

 
















スポンサーサイト



コメント

始まりましたか

そうですか、始まりましたか。
って4月になりましたもんね。(早い...)
ザ・ロック、知りませんでしたが、早々たる俳優陣で、観てみたいです。
しかし、スーパー金欠なんよなぁ...なんでやねん!

TEETEEさん毎度です!

昨年からのコロナ渦の影響による悪い傾向で、公開延期の後にまとめて止めてた映画を公開するので、私もお金が追いつかない。同じく金欠ですわ。
お金のないお父さんとか50代、まったく想像つかなかったですよね(T_T)

No title

いいなぁ。
せっかく午前十時が復活したというのに京都は東宝系じゃなくてミニシアターなんですよ。
やってくれるのはいいけど少しガックリ・・・。

ぽんぽんさん毎度です。

午前十時の会場である大阪ステーションシティシネマは、たまに大きなシアターで旧作を上映してくれる。
会場がTOHOなんばのように、ミニシアター規模だと仕方ないですよね。マメに色んな会場をチェックしていれば、大きなスクリーンにあたるかも。ザロックは死ぬほどおもろかったです。

ザ・ロック

私もこの映画好きですね
南街劇場のオールナイトで見ました

かつてアルカトラスから脱走して出ようとしてた人間が、アルカトラスになんとか潜入しようとする(笑)このショーン・コネリーの役所の設定だけでも面白いですね
ハンスジマーの音楽も最高で、サントラアルバムを買いました

キングさん、毎度です。

この映画は初公開時に観たときより、今見た方が数倍面白かったです。
ハンス・ジマーのスコア、ホンマに最高ですよね!

その設定にニヤリとします。

ホントに、これあっという間よね。楽しくておかしくて、しっかりアクションしてて。大好きな作品だよー。兄貴、わざわざポスター取りに行ってくれて、紹介してくれて、ファンのはしくれとして、めちゃめちゃ感謝してます。それに、午前10時のスタッフさん~オープンニングに選んでくれてありがとう。お茶目な、ショーン・コネリーが大スクリーンでみれるだけで幸せ。
彼はスクリーンの中でも、心の中でも、ずっと、ずーっと輝いてます。とはいえ、まだ乗り越えてないんだよね、記事読みながら泣いちゃって(苦笑)もういないなんて、なぁ。

キモサベ毎度!

キモサベはショーンコネリー大好きやもんね。
この映画はまだショーンさんが主役を張ってた時代の痛快娯楽大作でした。
あらためて見てむちゃくちゃおもろかったです。
やはり長生きされた方って、まだ生きてる気がするんですよね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ゾンビマン

Author:ゾンビマン
大阪の映画ファンです。資料・画像を中心に映画を紹介するつもりが自分語りしてたりするからご用心を・・・。

訪問者カウンター

カレンダー

04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カテゴリ

月別アーカイブ