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「プロメテウス」

日曜日、夕方から息子と映画を鑑賞してきました。
「夏休みの息子と映画を観よう!! 第4弾」です(汗)
 


↑『プロメテウス』のB5チラシ2種です。
 





昨日の日曜日。TOHOシネマズ梅田・シアター1の様子です。
先週、同じシアターで『プロメテウス』の予告編を3Dで観たら、立体効果が薄かった。
私と息子は2Dで『プロメテウス』を鑑賞しました。
 

大判・横型パンフ、定価700円です。
 
『プロメテウス』
解説:『ブレードランナー』『グラディエーター』などのヒット作や名作を数多く手掛けてきた名匠リドリー・スコットが、自身のアイデアをベースに壮大なスケールで放つSF巨編。謎に包まれた人類の起源を解き明かす鍵が残された惑星に降り立った科学者チームに待ち受ける、驚がくの真実と恐怖を活写していく。『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパスや『SHAME -シェイム-』のマイケル・ファスベンダーといった実力派俳優が顔をそろえている。予測不能のストーリー展開に加え、作中に登場する惑星の異様な世界観にも圧倒される。
 
あらすじ:人類が長年にわたって追い続けている、人類の起源にまつわる謎。地球で発見された古代遺跡から、その答えがあるかもしれない未知の惑星の存在が浮かび上がる。科学者たちを中心に編成された調査チームは、宇宙船プロメテウス号に乗り込んで問題の惑星へと向かう。惑星にたどり着いた彼らは、人類のあらゆる文明や常識を完全に覆す世界を目の当たりにして息をのむ。誰も到達できなかった人類誕生の真実を知ろうとチームの面々が探査に没頭する中、思いも寄らない事態が迫ろうとしていた。
 
地球に似た惑星の大自然を空撮で捉えたタイトルバック。色の白い人間に似たミュータントみたいな野郎が登場し、謎の行動と共に滝つぼに消えていくんですが、その冒頭のツカミの数分間が、この作品を総合的に表現していて面白いんですね。ある意味、この作品に対する注意書きのようなんですよ・・・。
壮大な世界観で描くSF映画ではあるが、そこで描かれる神秘のベールの中身は、所詮、白いミュータント(宇宙人?)が登場するレベルの劇画なんだよっていうね(汗)・・・。
 
この作品、古代遺跡から読み取ったメッセージをもとに、調査チームが宇宙船プロメテウス号に乗り込み、導かれた惑星で謎の生命体と、謎の文明に遭遇するという未来のお話で、終ってみれば、見事に『エイリアン』の前日譚になっています。
圧倒的なヴィジュアルと丁寧な語り口で、私は面白いSF映画やと思いましたし、リドリー・スコットらしさは十分に発揮できていたと思います。
でも、この作品を手放しで人には薦められないなぁ・・・。
それはね、劇中、マイケル・ファスベンダー演じるロボットが、映画『アラビアのロレンス』を敬愛しているのをはじめ、登場人物たちの嗜好が見事に1960年代の文化というのが象徴するように、リドリーさんの演出や語り口がオーソドックスすぎて、時代遅れに見えるんです。
めまぐるしいCGと速いテンポに慣れた最新の映画を好む方は、大いに物足りなさを感じると思う。
 
もうひとつ難点を言うと、「人類の起源」がどうとか?っていう謎めいたネタふりは無視した方が良い(汗)・・・。劇中でもやたらセリフで「人類の起源」に迫ろうと登場人物たちは謎の解明に迫るんですが、結局はネタふりだけで終っていましたから(爆)・・・。
単純に、あのエイリアンという生物の誕生秘話として楽しんだ方が良いですね。
しかし、総合芸術としてこの映画を見たときに、素晴らしい部分はたくさんあった。
プロメテウス号の船内と、未知の惑星の洞窟内の閉所感と美術、悪趣味な生物の造形と品のある残酷描写。そして登場人物たちのバランスの良い描き方と壮大な音楽・・・どれを見ても一級品といえるもので、やはりお手頃なB級SF映画とは一線を画す作品やと思います。
「人類の起源」という部分を外してしまうと、意外にシンプルなお話は面白かったです。
 
[2012年、8月26日、『プロメテウス』、TOHOシネマズ梅田・シアター1にて鑑賞]
 

冒頭に登場するこいつ(汗)、実に良い作品の注意書き的な存在でナイスでした。
あのSFホラーの傑作『エイリアン』は頭から除外しなさいよというね(爆)・・・。別物やと。
 

私は『エイリアン』の、ノストロモ号の貨物船を感じさせる造形が大好きやったんですが、今回のプロメテウス号の造形と船内の描写もカッコいいと思った。
 


プロメテウス号で未知の惑星に降り立った調査チーム。
リーダーは学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)。チームにはロボットであるデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)が同行している。
 



調査チームは惑星上に建造物を発見し、洞窟迷路のような空間で、異星人の死体と人間を思わせる巨大な像と遭遇する。エリザベスは異星人の頭を持ち帰り調べてみると、なんと異星人のDNAは人間と同じだった。
 

エリザベスは恋人チャーリー(ローガン・マーシャル・グリーン)と行動を共にしている。
実はチャーリー、デヴィッドに未知の生物を飲まされたことで発病。そんなチャーリーとエッチしたエリザベスは、謎の生命体を身篭ってしまう。エッチして10時間後に妊娠3ヶ月やで(爆)・・・。
 

デヴィッドに妊娠を告げられたエリザベスは腹痛をおぼえ、自動の手術マシンで子宮内の生物を除去。
この手術マシンのシーンは強烈やったね。
エリザベスは傷口をホチキスで止め、その場から走って逃げる(爆)・・・。
 

惑星の飛行船とプロメテウス号が勝負している間、エリザベスは異星人の地球への侵入を防ぐべく、謎の生命体の抹殺を企てる。右部分の生命体同士の戦いが後の『エイリアン』を生むんやね。
 

ロボットのデヴィッドを演じたマイケル・ファスベンダーは良かった。
極秘任務を裏で実行するんですが、基本的にはクルーたちに誠実なんですね。
そんなキャラがラストに活きていましたね。
 

プロメテウス号の実質の責任者であるメレディスを演じたシャーリーズ・セロン。
この人のキャスティングも良かったと思います。意外に出番の多い重要な役でした。
つねにクールなんで、黒人の船長から、「ロボットなんじゃねぇの?」って疑われる(笑)・・・。
そんな疑惑を吹き飛ばすメレディスのセリフが意外とカッコよかったりするんですよね。
 

堂々の主役を演じたノオミ・ラパス。
『ミレニアム』3部作とは印象がガラっと変わりましたね。綺麗になった。
帰りのエレベーターでね、一緒に乗ってた女性グループが言ってましたわ・・・。
「主人公の女は強過ぎるやんな。どんな状態でも元気すぎ」って(爆)・・・。確かに・・・。
 


この作品の舞台が『エイリアン』に繋がっていくんですが・・・。
 
この作品、プロメテウス号の影の任務の指揮者である人物にガイ・ピアースが扮している。
凄い老人メイクで、本人の面影が薄いんですが(笑)・・・。
あと、意外な役でパトリック・ウィルソンが出演してました。
 
監督が、自らが撮った『エイリアン』の前日譚という、重い十字架を背負って企画された作品やと思うんですが・・・私が観た限りでは、何となく急に思いついて作ったという感じが否めないんですね。
大きな風呂敷を広げたものの、大雑把な辻褄だけ合わせたっていう印象のお話でした。
賛否がはっきりと分かれる映画やと思いますが、まったく同じ内容で他の監督が撮っていたら、おそらく大ブーイングやったと思うんですね。リドリーさんやから納得できる部分が多かったし、リドリーさんだから成しえた作品です。
自らが構築した謎の多い世界観に、自らが答えを出してしまうというのは勇気がいったと思う。
哲学的に撮って答えを曖昧にするより、娯楽映画のスタンスで撮ったリドリーさんは評価してあげたいですね。
 
 
 
 
 
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