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「007ユア・アイズ・オンリー」

毎日が暑いと、私のような肉体労働者は日々が命がけになってきます。バテバテ。
でも、私は冷房の効いた室内での作業なんで、まだ我慢できますが、屋外で作業する兄ちゃんたちはもっと大変。
私も経験あるんですが、建設現場などでは事故防止の為に、夏でも長袖着用なんですよね。
世間ではそんな兄ちゃんたちをDQNと決め付けていますが、私は彼らを心底尊敬しますね。真似できん。
今日は、映画のヒーローがバテていた作品を紹介します(笑)・・・。
 


↑「007ユア・アイズ・オンリー」のB5チラシ2種です。
 

↑A4パンフです。
 
 
『007/ユア・アイズ・オンリー』
解説: ギリシャ沖で遭難した英監視船には、東西均衡のバランスをも崩しかねないミサイル誘導装置ATACが積載されていた。引き上げの作業にあたっていた海洋考古学者が何者かに殺害されるに至り、ジェームズ・ボンドに出動の命が下った。主題歌シーナ・イーストン。
 
ショーン・コネリーからロジャー・ムーアにボンド役が代わり、『私を愛したスパイ』、『ムーンレイカー』と、日本ではお正月映画の目玉として娯楽映画の王道を極めていたシリーズ。
SFブームの波に乗って宇宙へ飛び出した『ムーンレイカー』がね、原作のイメージから大きく逸脱しているとして、オールドファンから不評やったらしい。
(私は世代的に『黄金銃を持つ男』から『ムーンレイカー』までが一番好きやね。)
 
シリーズ12作目の『ユア・アイズ・オンリー』はね、スタッフを一新して原点回帰した作品。
監督は内部昇格のジョン・グレンで、音楽も『ロッキー』でお馴染みのビル・コンティが担当。
オープニングのプレタイトルで、往年の宿敵ブロフェルドをモデルにした、猫を膝に置いた車椅子の男がボンドをヘリごと抹殺しようとするんですが、ボンドに返り討ちにされ、煙突の中へ落とされてしまう。前作までの流れを汲んでユーモラスなのは、そのプレタイトルのみ・・・。
本編に突入すると、ひたすらシリアスなアクションが展開される。
 
007のイメージは大人の娯楽作=遊び心で、CGのない時代に、凝った小道具や特撮と、華麗なスタントで見せ場が表現されていたんですね。ところが『ユア・アイズ・オンリー』は、ボンドの生身のアクションを中心に描かれているので、硬派ではあるが娯楽映画としてのハッタリが少ないんです。
その代償として、当事50代半ばやったロジャーさんは、激しいアクションにヒ~ヒ~いうとるわけ(爆)・・・。
(自他共に認める運動音痴のロジャーさんは、案の定、この作品の撮影後に「ボンド役を降板したい」と言いだした(笑)・・・体力的に限界の年齢ですわね)
結果、硬派で無駄な遊び心の無くなった『ユア・アイズ・オンリー』は、ロジャーさんの華麗でユーモアのある持ち味を全部殺してしまったんですね。
 
私、007を劇場に観に行って、唯一眠くなったのが『ユア・アイズ・オンリー』ですわ(汗)・・・。
ところがね、本篇に記憶に残るシーンが少ないこの作品、強烈なお土産シーンがありました。
プレタイトル後のタイトルバックで、当事人気絶頂期やった主題歌を歌うシーナ・イーストンが大写しになった瞬間、超満員の劇場内がどよめいたね。
あちこちから一斉に、「あっ! シーナ・イーストンや!!」って(爆)・・・。
大阪人はスクリーンを一斉に指差しますからね(爆)・・・。
シリーズを通して、主題歌を歌うシンガーがタイトルバックに登場したのは『ユア・アイズ・オンリー』だけ。
長いゴジラ・シリーズでも、後にも先にもゴジラが空を飛んだのは『ゴジラ対ヘドラ』だけっていうくらい異例の事なんですね(汗)・・・。
そんな主題歌が、シリーズを代表する大ヒットを記録した名曲というところが、このシリーズの凄いところやと思います。
 
[1981年、7月4日、『007ユア・アイズ・オンリー』、北野劇場にて鑑賞]
 
 主題歌を含む映画のタイトルバックが見れるリンク先を貼っておきます。
            ↓↓↓
 
 

007=ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)の活躍を描いたこのシリーズ、一応、ストーリーはあるんですが、オープニングで危機を脱したボンドがMを訪ねる・・・。
Mはボンドに、「君も知ってるアノ国があんな事をしやがって、アレが奪われた(汗)、いいかねボンド君、君はアソコに飛んで、すぐにアイツらからアレを取り返すんだ。間違うなよ。アレだぞ」って(爆)・・・。
ボンドは不敵に笑いながら、「またアレですな。途中でレディを味見しても良いですかな?レディにあんな事そんな事をしなければ、私も任務に燃える事ができなかったりなんかしちゃったりなんかして」って(爆)・・・。
 


ボンド=ロジャーさんは、「今回もQにいろんな新兵器(遊び道具やボンドカー)を支給してもらい、楽に任務を遂行する」はずやったんですが・・・。
スケートにロック・クライミングに水中アクションと、普段、ロジャーさんが使わない筋肉をフル稼働させた(爆)
多分、ロジャーさんは遅れてきた筋肉痛に泣きながら、ショーン・コネリーに電話で愚痴ったと思う(爆)
 

この作品のボンドガールである草食系美女のキャロル・ブーケ。
知的なボンドガールなんですが、この女優さんは他の作品で脱ぎっぷりがいいんですよね。
 

この作品に陽性な華を添えていたのが、『アイス・キャッスル』のリン・ホリー・ジョンソン。
 

この作品で嬉しかったのが、ボンドを助ける役で名優トポルさんが出演していたこと。
『屋根の上のバイオリン弾き』や、『フォロー・ミー』でお馴染みの方です。
 
 

ロジャーさんはこの作品を撮影後に「ボンド役を降りる」とゴネたんですが、彼に代わる人材がいなくて、結局は『オクトパシー』、『美しき獲物たち』までボンド役を続けてくれた。
(ちなみに、この作品の劇中で不運な死を迎える女性役カサンドラ・ハリスさんの当事の恋人が、後にボンドを演じるピアース・ブロスナンなんですね。彼はボンド役を打診されたらしんですが、「まだ若過ぎる」という理由で結局は先送りされたらしいです)
私の感覚では、ロジャーさんがボンド役を降板した時点で、娯楽映画の王様としてのシリーズは終りましたね。
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