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「J・エドガー」

月曜日の仕事帰り、頑張って映画鑑賞に行ってきました。
半年って早いもので、滅多に行かないシネコンのポイント更新の為に、隣の県の尼崎まで行ってきました。
隣の県といっても、電車で9分なんですけどね(笑)・・・。
 

↑『J・エドガー』のB5チラシです。
 


昨日の夕方のMOVIXココエあまがさきの様子です。
私は17時50分の『J・エドガー』を鑑賞したんですが・・・。
 


ココエあまがさきのシアター5です。
このシネコンの中では中規模のシアターなんですが、横に広く最高に観やすい。
スクリーンも、シネスコサイズで天地が縮まないので、最後尾からでも迫力満点でした。
音響も地響きするほど最強で、私を入れてお客さん7人が勿体なかった(爆)・・・。
 

↑縦長のA4パンフ、定価700円です。
 
『J・エドガー』
解説:FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を、クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化した伝記ドラマ。母親からのでき愛、側近との関係など、フーバーの輝かしい功績の裏に隠された禁断の私生活を赤裸々に描いていく。フーバーの秘書役にナオミ・ワッツ、公私を共にした側近に『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー、母親役にはジュディ・デンチと、豪華な俳優陣が共演。半世紀もアメリカを裏で支配した謎多き男の真実にディカプリオがどうはまるのか注目だ。
 
あらすじ:1924年にFBI初代長官に任命されたジョン・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、歴代の大統領に仕え、数々の戦争をくぐり抜け、半世紀にわたって法の番人としてアメリカをコントロールしてきた。しかし、フーバーには絶対に人に知られてはならない秘密があった……
 
近年、お正月が終わるとイーストウッドの監督作が公開されるパターンが日本では定着しています。それだけイーストウッドがコンスタントに仕事をこなしているという事なんですが、近年の彼の監督作は、どの作品もメッセージが明確で分かりやすく、まるで彼の遺言状を映像で見せられてるような錯覚をおぼえる。
イーストウッドの作品はね、大きくハズレないんですが、特別に気分が高揚するような面白さもないんですよ。実に淡々とした静かな語り口で、彼の生き様や人生観が投影されている。
 
FBIの初代長官である実在の人物を描いたこの作品、単なる教科書的な伝記やったらつまらんなぁ・・・と、期待せずに観たんですが、意外に面白かったです。
ずさんな警察の初動捜査の形に革命を起こしたとされる、数々のJ・エドガーの功績を讃えながら、彼のかなりヤバい私生活や痛い性格・性癖までも赤裸々に暴露した映画です。
退色させた映像、素晴らしいカメラワーク、俳優達の静かなる闘志を得て、イーストウッドの今回の映画の語り口は、壮大なるJ・エドガーに対する「ほめ殺し」(爆)・・・。
 
イーストウッドの伝えたいことは、劇中のJ・エドガーのセリフで全部語られている。
「道徳心が失われていくと凶悪な犯罪が増え・・・」云々というヤツ・・・。
イーストウッドという人はね、どんなテーマを描いても、結局は自分の方に題材を引きつけないと描けないという、正直なところが好感の持てる部分でね。
自分が生きてきた時代を、J・エドガーを通して回顧してるような映画でしたね。
「昔は大きなことでもごまかしがきいたものだよ。でも今はそういう時代じゃない」って感じのことを、実にしみじみ淡々とビールでも飲みながら聞かされてるようで、少し眠たくなる(汗)・・・。
 
結局、最後にイーストウッドが言いたかった事は・・・。
 
「俺が死んだら、誰がこんな映画作るんじゃい~~!!」
 という風に私は受け止めました(爆)・・・。
彼のメッセージを、鑑賞した方それぞれの世代で解釈して良い作品やと思います。
そんなに深い意味のない社会派作品やと思う。イーストウッドの国を愛する正義の心が感じ取れればよい。
 
[2012年、1月30日、『J・エドガー』、MOVIXココエあまがさき・シアター5にて鑑賞]
 

物語は、J・エドガー・フーパーが書記を呼び、自らの人生をタイプさせることから始まる。
フーパーを演じたディカプリオは、老けメイクがフィリップ・シーモア・ホフマンの10年後みたいやねん。
 

FBIの初代長官に任命されたフーパーは、自分に賛同する精鋭だけをチョイス。
 

フーパーは、秘書室のヘレン(ナオミ・ワッツ)に求婚するが、「仕事に生きたい」というヘレンに断られてしまう。そんなヘレンを、フーパーは自分の秘書にしてしまう(汗)・・・。
 

フーパーは、クライド(アーミー・ハマー)という青年に惚れ込み、自分の片腕にする。
クライドは、「昼でも夜でもいい、毎日食事を共にする」という条件をフーパーに承諾させ、相棒に・・・。
この二人、違う意味でお互い強く惹かれているんですね・・・。禁断の関係ってヤツですわ(汗)・・・。
 


フーパーは指紋照合システムを開発したり、盗聴で有力者を口封じするなど、手荒い方法で自分の地位を守り、また数々の事件解決の実績を積み重ねる。
私は劇中に登場する事件では、「リンドバーグ事件」のくだりが面白かった。
 

このシーン、美女に「一緒に踊って」と言われ、踊れないから無理やり用事で逃げるフーパー(笑)
踊れないことを極端に恥やと思っているところが笑える。要するに無駄にプライドが高い男(汗)
 

フーパーのオカンを演じたジュディ・デンチさん、今回は普通のオカンでした(汗)
ジュディさんやったら変なオカンを期待してたのに(笑)・・・。
 


この作品でちょっとしたツッコミポイントになるであろう、各人の老けメイク。
技術の進んだ今の映画のメイクに見えないんですよね・・・。みんな顔面固まってるし(爆)
画像がないんですが、アーミー・ハマーの老けメイクは酷かった。あれでは皮膚病です(汗)
 

イーストウッドはね、「俺も歳だしさ、いい加減、ゲイにも寛大になったし」って、老境の心情を映画に投影してましたね。フーパーの情けない私生活の描き方には遠慮なしやったし。
イーストウッドは過去を振り返りながら、凄く未来を危惧してるのが分かる。
教科書みたいな伝記に終始せず、「国のトップを牛耳った人物でも、裏ではこんなもんさ」ってスタンスがユーモラスでもあるので、淡々としすぎる作品でも最後まで見せるのはさすが・・・。
 
 
 
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