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「ジェヴォーダンの獣」

先日紹介した10年前の映画新聞広告、いろんなコメントをいただけて楽しかったです。
コメントの中で、私自身が凄く面白いと思っていた映画に興味を持ったというコメントがあったので、紹介します。
 

↑「ジェヴォーダンの獣」B5横型先行チラシです。
 

↑横型B5チラシです。
 

↑関西版新聞広告です。
 

↑A4パンフです。
 
『ジェヴォーダンの獣』
解説: ルイ15世統治下のフランス。ジェヴォーダン地方では100人以上もの女と子供が謎の野獣によって惨殺される。やがて、この世にも恐ろしき噂はパリまで届く。1764年。時の国王ルイ15世は謎の野獣の正体を突き止めるためジェヴォーダン地方に若き自然科学者グレゴワール・デ・フロンサックを送り込む。フロンサックは親友で、自然や狼たちと心を通わせることが出来るアメリカ先住民モホーク族のマニを伴い、ジェヴォーダンへと赴く。二人の懸命な捜索にもかかわらず、野獣の正体は杳として知れず、しかも惨劇は未だ続いていた……
 
この映画ね、驚くべき事に事実を下敷きにした作品で、18世紀のフランスを描いているので、歴史モノの側面も持ち、優れたアクションでもあり、謎解きのサスペンスも味わえるという、あえてジャンル分けが難しい作品なんですが、ムチャクチャ面白かった映画ですわ。
物凄く乱暴にいうと、結果的には動物パニック映画を超越して、怪獣映画かもしれん(爆)・・・。
 
この作品、ジェヴォーダン地方で謎の連続惨殺事件が起こり、野獣の仕業だという推測のもと、選ばれた自然科学者フロンサックが調査に乗り出す。
フロンサックと地元貴族の令嬢との恋物語もあり、その恋に嫉妬した令嬢の兄のいけずも有り~ので(爆)、人々を襲う悪魔の野獣の捜査が進められる前半はとてもサスペンスフル。
フロンサックは、アメリカで出会った狼と対話できるマニという青年を相棒に活動しているんですが、ジェヴォーダンの獣が姿を現す後半は、完全にマニが主役になるという展開なんですね。
 
この作品の素晴らしいところ・・・未知の生物に襲われる人々の不安を描写し、未知なる恐怖の真相を突き止め、戦うという構図が真正面から真面目に描かれているところ。
後半のテイストは『ジョーズ』のようなパニック・アクションなんですが、18世紀という時代の貴族達を丁寧に描写しているので、画調はどこかファンタスティックな時代劇なんですね。
そしてこの映画が後半ケタ外れに面白くなるのは、マニを演じたマーク・ダカスコスが死ぬほどカッコいいんですよ。クライマックスでヒロイックな面が前面にド~ンと飛び出してくる。
私、映画で見られるいろんな要素を書き連ねましたが、全ての要素がバランスよく含まれた快作やと思いますね。この作品を観た年の、一番の掘り出し物が『ジェヴォーダンの獣』でした。
 
この作品を鑑賞時の思い出がまた強烈でね・・・。
みなさんは耳掃除に綿棒を使います?・・・あれは良くないですよ。
私ね、汗かきなんで、耳垢がネタネタなんですよ(汗)・・・風呂上りなど、綿棒で耳の穴をホジホジすると、結局は耳垢を奥に押し込んでいるそうですね・・・。
私、『ジェヴォーダンの獣』を鑑賞時、右耳がまったく聞こえなくてね。劇場の音響がステレオじゃなかったんですよ(笑)・・・。頭痛がしそうな違和感のもとで映画を鑑賞してました。
ステレオ音響の重要な効果を思い知った作品でした。
 
結局、数日後に耳鼻科に行ったらね、自分でもビビるくらいの量の耳垢が穴を塞いでいた。
なんでああいう時に耳鼻科の先生は、「こんだけ溜まってたら、そら耳聞こえんわ」って、山のような耳クソを目の前に持って来て見せるんでしょうね?(笑)・・・。
「見てみぃ、コレ」って・・・「こんなんで聞こえるかボケぇ」みたいな感じを出すなよ(爆)・・・。
手術しても、半身麻酔なら、切り取った部分を見せるでしょ?(汗)・・・あれは余計な行為です(汗)・・・。「見てみぃ、コレ」って私のパーツを動けない私の目の前まで持ってきてプルンプルンしなくてよろしい(笑)・・・。弱い人は気絶するで。
 
結局、耳垢ってヤツは、そんなに奥まで掃除しなくても、奥の耳垢はスパイラル状に穴の手前に押し出されてくるので、耳の穴の手前だけ軽く掃除すれば良いらしいです。
私、久しぶりにタメになる事を書いたと思いません?(爆)・・・。
 
[2002年、2月18日、『ジェヴォーダンの獣』、敷島シネポップ3にて鑑賞]
 

女、子供が無残に殺される事件が続発し、遺体の状況から獣の仕業か?と推測された。
国王は事件の舞台であるジェヴォーダンの森に、調査隊を送る。
 

自然科学者フロンサック(サミュエル・ル・ビアン)
フロンサックは、貴族から蔑まれている先住民のマニを同伴し、未知の獣を追う。
活動的なヒューマニストを演じたサミュエルさん、昔のマックィーンみたいでカッコいいんですよ。
 

フロンサックはマニ(マーク・ダカスコス)と共に、ジェヴォーダンの森を調査する。
この作品は強い絆で結ばれたフロンサックとマニの友情物語でもある。
 

フロンサックは、地元の貴族の令嬢マリアンヌ(エミリエ・デュケンス)に一目惚れ。
 

マリアンヌの兄ジャン(ヴァンサン・カッセル)は、妹とフロンサックの恋愛に嫉妬し、二人の仲を引き裂こうと策略する。しかし、フロンサックのマリアンヌへの想いは変わらない。
粘着質ないじわる野郎を演じると、やっぱヴァンサンはイキイキとするね(笑)・・・。
 

優しき謎めいた貴族の情婦を演じたモニカ・ベルッチ。
この作品の前後にヴァンサン・カッセルと結婚しましたね。
 

進展しない調査に業を煮やした総監は、メンツの為に「怪物は退治された」と発表し、ただの狼を剥製にして見世物にしようとする。その事をフロンサックに口止めするんですね。
表向きには怪物は退治されたことになっているが、新たなる被害者が出た。
一度はパリに戻ったフロンサックは、ジェヴォーダンの獣を倒すべく、再びマニと共に悪魔の森へ。
遂に正体を現した獣との激突へ・・・。
 

クライマックスの主役は、マニを演じたマーク・ダカスコスです。
直感的な技を使いながら、戦いのペイントを施し、獣と戦いフロンサックを助ける。
 
実際は狼に似た獣が正体やったらしいんですが、映画は誇張されて怪物になっています。
その正体はいまだに謎らしいですが・・・。
正体不明の怪物に挑む男達が無茶苦茶カッコいい映画でした。
 
 
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