FC2ブログ

記事一覧

「レオン」

本日はですね、今、テレビのCMでドラえもんになってしまった名優が、カッコ良かった頃の作品を紹介します(汗)
なお、この記事が、私の予定では、今年の劇場鑑賞作以外の、今年最後の旧作レビューになる予定です。
 

↑「レオン」のB5チラシです。
この作品は後にバージョン違いが公開されましたが、今回紹介の資料は初公開時のものオンリーです。
 

↑関西版新聞広告です。
 

↑A4パンフです。
 
『レオン』
解説:「ニキータ」のリュック・ベッソンが初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。大都会の片隅で出会った孤独なふたりの葛藤と壮絶なアクション・シーンがほどよくブレンドされた佳作だが、その功績は朴訥だが頼もしいJ・レノと繊細でいてたくましいN・ポートマンの二人の魅力に負うところが大きい。
 
私は『レオン』という作品、ベッソン監督の『グレート・ブルー』という作品に感動していたから鑑賞したんですが、映画館に入ると、学校帰りの女子学生たちで劇場が満員やったのを憶えています。・・・今考えても、女子学生たちが誰を目当てに劇場に詰め掛けていたのか謎なんですが。
それまで脇役で良い味を出していたジャン・レノが、主役になり始めた頃の作品ですね。
まさか『レオン』当事の渋いジャン・レノが、今頃になってドラえもんになるとはね()・・・私の豊かな想像力を持ってしても、想定外でしたわ()・・・。
 
『レオン』という作品、悪徳警官により家族を皆殺しにされた少女と、隣に住む殺し屋レオンとの交流を描いた作品で、私は最初に鑑賞したとき、ジョン・カサベテス監督の名作『グロリア』のパクリやんって思ったね。
同じアパートの階に住む友人から幼い少年を預けられ、直後に家族を皆殺しにされた少年を、行き掛かり上、連れて逃げるマフィアの情婦グロリア。子供のいないグロリアが、母性に目覚めるというより、少年をひとりの男として認めて守り抜く姿に感動する作品なんですが・・・私が『グロリア』を記事にしたときに反応がまったくなかった事を考えると()、意外と知られていない名作やと思ったね()・・・後にシャロン・ストーン主演でリメイクまでされたんですが。
その『グロリア』と『レオン』の基本プロットが凄く似ていたんですね。
私はベッソン監督が少年を少女に置き換えて、『グロリア』にインスパイアされて撮った作品が『レオン』やと解釈して鑑賞していました。(私の勝手な解釈です)
 
組織に家族を皆殺しにされた幼子を守るという設定は同じでも、『レオン』が面白い部分は、殺し屋レオンと行動を共にする少女が、レオンから復讐のために殺しのテクニックを学ぶというところ。植物とミルクを愛する孤独な殺し屋レオンと、暴力で傷ついた少女マチルダとの孤独の共鳴が痛々しくもあり、温かくもあるという・・・。
『グレート・ブルー』でも描かれた、異性間とかいう次元とは別の意味での、「広い解釈での深い愛・・・純愛」の描き方が、初期のベッソン監督の魅力でした。
 
でもね・・・。
私、色々書いてしまいましたけど、『レオン』という作品で一番美味しいところをワサ~っと独り占めしてしまったのがゲイリー・オールドマン演じる悪徳警官です()・・・。
マチルダの家族を皆殺しにする直前のイカれた演技()・・・。
あの、「嵐の前の静けさが好きさ」みたいなセリフのシーンですよ・・・。
あの「ウゥオ~・・・」っていう痙攣みたいなキメポーズ()・・・。
あんなラジオ体操第一の途中で背中がこむら返りになったオッサンみたいな演技、多分ベッソンはやってくれとは思ってなかったと思う()・・・ゲイリーが勝手にノリノリでやっとんねん()・・・多分やけど(笑)・・・。
ゲイリー・オールドマンの毒気が勝ちすぎて、ぶっ飛んだ印象の映画になってましたね。
余談ですが、「こむら返り」ね、なぜか私は中学生の頃まで「コブラ返り」と呼んでいて()、周りにもそれで通用してましたよ()・・・。
 
[1995年、4月15日、『レオン』、千日前・弥生座にて鑑賞]
 

孤独な裏家業に生きる殺し屋レオン(ジャン・レノ)
 


レオンは自分の住むアパートの廊下で、傷ついた少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と出会う。
 

出ました!!くわえタバコのニヤけた表情で、マチルダの家族を皆殺しにする悪徳警官(ゲイリー・オールドマン)
 



家族への襲撃からマチルダを保護したレオンは、マチルダの復讐へ手を貸す。
レオンから殺しの手ほどきを受けるマチルダ。
ふたりはお互いに心を開き、信頼しあうようになるが、悪徳警官にマチルダが捕まってしまう。
 

レオンとマチルダの純愛を描いた作品なんですが・・・
まさに野獣のような悪徳警官を演じたゲイリー・オールドマンの狂気が純愛を切り裂くという映画やったね。
 

これは偶然見つけたオフ・ショット。
この頃のナタリーには「ブラック・スワン」の片鱗も見えないのにね・・・。
しかしゲイリーさん、「レオン」を観た後に笑顔を見ても怖いだけやん(爆)・・・。
 
最近は太ってドラえもんになってしまったジャン・レノですが、気付けば60代なんですよね・・・。
どんなに悪い役をやっていても、どこか憎めないキャラが一環しているジャンさん。
そんな人間臭さがドラえもんにピッタリって感じ。
以前にも書いたんですが、彼をドラえもんにした人、今年一番のファイン・プレイですわ(笑)・・・。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ゾンビマン

Author:ゾンビマン
大阪の映画ファンです。資料・画像を中心に映画を紹介するつもりが自分語りしてたりするからご用心を・・・。

訪問者カウンター

カレンダー

04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カテゴリ

月別アーカイブ