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「ダイナマイトどんどん」

月曜日になりましたね。
個人的な事を書くと、本日の月曜日は、仕事にアフター5に大変ハードな1日が予想される。
多分、夜に記事を更新できないので、今のうちに更新しておきます。
月曜日はみなさん多忙なうえに休み明けでお疲れなので、訪問者が激減する(笑)
そんな日は、洋ピンチラシなどを紹介しやすいんですが、本日は忘れ去られそうな邦画を紹介します。
私が紹介しなければ、誰が紹介すんねん?・・・って作品を(爆)・・・。
 

↑B5チラシです。
 

↑A4パンフです。
この作品、チラシとパンフでガラッと雰囲気が違う。この作品の内容を偶然にもうまく表していますわ。
 
 
『ダイナマイトどんどん』
解説:エスカレートするヤクザの抗争を民主的に解決しようと、警察署長の提案で開かれることになったヤクザたちの野球大会の模様をコミカルに描いた異色作。監督は「独立愚連隊」の岡本喜八。昭和25年、北九州一円では昔かたぎの岡源組と新興の橋伝組の抗争が激化し一触即発の状態となった。事態を憂慮した小倉警察署長は、抗争を民主的に解決するために野球大会を提案した……。ヤクザならではの必殺技(?)を繰り出し、試合は負傷者続出の白熱した展開となり……
 
この作品、1978年公開の東映映画なんですが、公開当事は凄く話題になっていまして、主演の菅原文太さんもテレビで宣伝しまくっていたので、私は学校帰りの平日に、映画館へワクワクしながら行ったのを憶えていますわ。
ところがね、公開されて間がないのに、広い劇場内がガラガラでね(汗)・・・拍子抜けしていたら、案の定、興行的には成功しなかったらしいんですね。
 
野球を描いた作品は、邦画にも洋画にもたくさんあるんですが、『ダイナマイトどんどん』の野球シーンほど、ハチャメチャで面白いモノはない。だってね、やくざの喧嘩を野球で争うんですよ()・・・ルール無視でなんでもありで無茶苦茶なんです。
 
簡単なあらすじは上記の解説文通りなんですが、個性的な登場人物のハチャメチャぶりが漫画なんですわ。
加助(菅原文太)が籍を置く、昔かたぎの「岡源組」の組長(嵐寛寿郎)は、「ホガホガホガ」ってがなるだけでよう喋らんので、若い女房が横で通訳してるし()、「岡源組」が監督に迎えた五味(フランキー堺)は松葉杖をついた傷痍軍人なんですが、芸術的な片手ノックでやくざたちをスパルタでシゴくとかね()・・・。
 
いよいよ野球の試合になると、もっと漫画になる。
「岡源組」は、ライバルである新興の「橋伝組」が連れてきたピッチャー作蔵(田中邦衛)に手を焼くんですが、酒乱の作蔵に対し、イニングの間に酒を飲ませてつぶしたり()・・・。
その「橋伝組」の組長を演じるのが金子信雄で、参謀を演じるのが、あの怪優である岸田森さんですわ()・・・。凝りに凝った芝居で笑わせてくれます。
加助はね、最初は野球をバカにして参加していなかった。しかし、恋敵の銀次(北大路欣也)の活躍が面白くなく、惚れた女に、「野球もできないやくざなんて男じゃなか」って九州弁で言われ()、キャッチャーとして試合に参加するようになる。
 
この作品、東映らしいおバカ路線で、野球を前面に出して押し切れば何も考えずに楽しめたんですが、監督が名匠・岡本喜八さんなので、戦後のやくざ抗争の側面や荒れた世相をハードに描いた一面もあり、笑えるシーンが野球のシーンだけなんですよね。
後半になるほど、シリアスなやくざ映画になっていくところが作品を暗くしてしまい、面白さ的にも失速した感じがありました。
しかし、野球を通じて戦後のどさくさを描いたこの作品、登場人物たちは逞しく、凄く力強い作品であることは間違いないです。・・・今観ても面白い作品ですわ。
 
[1978年、10月24日、『ダイナマイトどんどん』、梅田東映にて鑑賞]
 


この作品の主人公である加助(菅原文太)
「岡源組」のユニフォームの背番号が花札やったり(笑)、選手宣誓が渡世の仁義で笑える。
 

加助の恋敵である銀次(北大路欣也)は、元ノンプロのピッチャー。
ヤクザ渡世で指をつめているので、えげつない変化球を投げる(汗)・・・。
最初は「岡源組」で活躍するんですが、ライバルの「橋伝組」に引き抜かれ、加助とは敵対する仲に・・・。
 

田中邦衛の酒乱ピッチャーのシーンはひたすら笑える。
最近、この人映画で見ないので寂しいですわ・・・。
 


この作品の画像がホンマに少ないので、パンフからコピーしました。
個性豊かな登場人物たちです。
 
劇中でフランキー堺が見せる芸術的な片手ノック・・・
私が少年野球のコーチ時代、低学年の子供達を相手にしているときに、片手にファースト・ミットをはめて、片手でノックしてたら、私もマスターしました。人手不足やったんでね・・・。
ひとりで送球を受けて、グラブトスで片手ノックするという技・・・。
人間、何でも訓練したら出来るもんですよ。フライも確実に打てたんで、私も「神業やな」と言われた(爆)・・・。
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