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「フェイク・クライム」

本日はキアヌ・リーヴス主演の映画『フェイク・クライム』という作品を鑑賞してきたので紹介します。
スター主演の作品なんですが、ミニシアター系での公開で、大阪では昨日から公開されている作品ですわ。
 

↑B5チラシです。
 




本日の大阪・テアトル梅田の様子です。初回が12時で、場内は7割ほど埋まっていました。
 

↑B5パンフ、定価600円です。
 
 
『フェイク・クライム』
解説:『マトリックス』シリーズなどで絶大な人気を誇るキアヌ・リーヴスが主演・製作を務めたサスペンスムービー。友人にだまされ自分だけ投獄された主人公が、偶然知った地下トンネルを利用して銀行強盗を計画する過程をスリリングに描く。『ターミナル』の脚本家で、『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』の監督を務めたサーシャ・ガヴァシが脚本を担当。共演には『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガ、『ゴッドファーザー』シリーズのジェームズ・カーンら実力派がそろう。
 
あらすじ:至って普通の日々を送るヘンリー(キアヌ・リーヴス)は、高校時代の友人によって銀行強盗の片棒を担がされ、自分だけが刑務所に入れられてしまう。仮出所した彼は舞台女優のジュリー(ヴェラ・ファーミガ)が運転する車にはねられ、そのことをきっかけに彼女が出演する劇場と銀行との間に、禁酒法時代に掘られた地下トンネルが存在することを知る。そのトンネルを利用し、ヘンリーは銀行から大金を奪う計画を立てるが……
 
原題が『Henry’s Crime』というこの作品、キアヌ・リーヴスがタイトル・ロールのヘンリーという男を演じているんですが、世の映画ファンはキアヌ・リーヴスという俳優さんにどのようなイメージを抱いているでしょうか?・・・。
クールなアクション・ヒーローのイメージが先行している?・・・。彼はプライベートが報じられる事が多く、少し変わり者として伝えられているんですが、先日もネット上で地下鉄に乗るキアヌが、普通に他の人に席を譲るという画像が話題になっていまして、良く言って誠実な天然キャラ(汗)、悪く言って、スターの自覚なしの無防備にもほどがあるやろ?って感じのユルキャラなんですよね・・・。
そんなキアヌ本人の実像に近い、誠実かつユルい天然演技が堪能できる作品が、『フェイク・クライム』という作品です。
 
冒頭、高速道路の料金所勤めのヘンリーは、家に帰るとエドはるみにそっくりの妻に迎えられ(笑)、「もう愛してないの?」って子作りをせがまれる(爆)・・・ヘンリーはボ~っとしながら適当に相槌をうってると、いきなり悪友が訪ねてきて、「草野球のメンバーが足りないから助っ人してくれ」とユニフォームを着せられ、向かった先は地元の銀行。盗難車で待機させられていたヘンリーは、銀行強盗の片棒を担がされ、自分だけ逮捕されて刑務所に入れられてしまう。
真面目に務所暮らしを勤めるヘンリーは、面会に来たエドはるみにそっくりな妻に、「好きな人ができた」と別れを告げられ、同じ部屋の囚人マックス(ジェームス・カーン)に、「お前はいつも何を考えてるんだ?」って言われる始末(爆)・・・。
もうね、ひたすら流れに身を委ねてボ~っとしたお人好しのヘンリーが、報道されてるキアヌの実像とカブりすぎなんですよね(爆)・・・。キアヌによるキアヌのためのキアヌを描いた映画って感じ?(爆)・・・。
(浮気した妻に怒りもせず、「君が幸せになるなら」って優しく許すって・・・本物のキアヌかガンジーにしかでけへんって!(爆)・・・)
 
出所したヘンリーは、妻を妊娠させた男に家を奪われているんですが、その男が銀行強盗をしに、自分を誘いに来た悪友の相棒であることすら忘れているという始末(超爆)・・・。
そして、ボ~っと道を歩いていたヘンリーは車に跳ねられ(笑)、運転していたジュリーという女優と出会い、ジュリーが出演している劇場と銀行が古いトンネルで繋がっているという新聞記事を、偶然トイレで発見し、銀行強盗を思いつくという、中学生レベルのお話しです(爆)・・・。
ところがね、そんなふざけたお話しの『フェイク・クライム』という作品が、つまらんのか?というと、意外と面白い映画なんですよね・・・。
それは、この作品が犯罪映画のスタイルを取りながら、実は大人のメルヘンであるというスタンスで描かれているからなんですね・・・。
 
獄中でマックスに、「お前の夢はなんだ?夢はないのか?」と問われ続けたヘンリーは、マックスを夢の実現のために誘うんですね・・・。
人を傷つけずに銀行強盗をするという計画を持ち、生きがいを見つけたヘンリーは輝きはじめ、計画の下見のために通っていた劇場で、ジェリーと心を通わすようになる。
(ジュリーと結ばれる過程で舞台の脚本を読むヘンリーが、強盗計画のために舞台俳優になってしまうという無茶苦茶な展開がナイスです)・・・。
この作品、とことん力の抜けたキアヌのユルいキャラに、どこまで感情移入できるか?がポイントの作品でしょう。
ヘンリー自身、「俺は今まで流され人生で、貴重な時間を無駄にしてきた。これからは夢を信じて生きたい」と、インケツのようなそれまでの人生と決別すべく奮闘する。
無実の罪で服役までしたヘンリーを、やはり映画を観ている観客は応援したくなるんですよね。
映画を途中でぶった斬ったような結末は、凄く甘く中途半端なんですが、キアヌ=ヘンリーの誠実なキャラが立ちまくっているので、十分に許せる範囲の結末やと思いましたね。
 
[2011年、12月18日、『フェイク・クライム』、テアトル梅田・シアター2にて鑑賞]
 

無実の罪で服役したヘンリー(キアヌ・リーヴス)は、同じ房のマックス(ジェームス・カーン)に、「いつも色んな事を考えて、夢を持て」と説教されるほどの天然キャラ(笑)お人好しにもほどがある(爆)・・・。
 

ヘンリーが出所すると、妻は銀行強盗の相棒の子を妊娠していて、男と生活していた。
家を追い出されるヘンリー。
ヘンリーの妻を演じたジュディ・グリアという女優さん、エドはるみにしか見えん(汗)・・・。
 


ジェームス・カーン演じるマックスという元詐欺師は面白いキャラで、刑務所での生活を凄く気に入っていて、絶対に出所したくない人なんですよね(爆)仮釈放になりそうになると、物騒な言動で出所を免れていたくらい(笑)
やっと「夢が見つかった」というヘンリーに説得され、ヘンリーに協力するために出所する。
基本的に、マックスは捕まっても刑務所が大好きなんで、怖いものがないんですよね(爆)・・・。
 


ヘンリーは車に跳ねられたことによって、運転していた舞台女優ジュリーと出会う。
最初はヘンリーに愛想のないジュリーなんですが、誠実なヘンリーの天然キャラに惹かれていきます。
デート中にふたりは結ばれるんですが、ヘンリーは強盗計画の全てをジュリーに話してしまう(笑)
 


ヘンリーの計画に対し、マックスは、「そんな便所にあった古い新聞記事を信じるのか?」って半信半疑やったんですが、下見をするうちに、実際に秘密のトンネルがある事を知る。
しかし、トンネルに続く部屋は舞台俳優の楽屋。マックスは、偽の電話で舞台俳優を辞めさせ、なんとヘンリーが代役を出来るように、ジュリーに協力を頼むんですね。まんまと楽屋を手に入れるヘンリー。
 

舞台に立つため、懸命に脚本を読むヘンリー(笑)・・・。
ジュリーは「いくらなんでも無茶よ」って、映画を観ている私の気持ちを痛いほど代弁してたなぁ(爆)・・・。
しかし、キアヌ・リーヴスって、実は私より少し年齢が上なんですが、オッサンには見えないから凄いですよね・・・青年って表現してもおかしくない若々しさですわ。
 

この作品のヴェラ・ファーミガさん、私的にはパーマ・ヘアーがアウトです(汗)
女性のパーマって、確実に5歳以上は老けて見えるんで、私は嫌いなんですよ。
でも、今回のヴェラさんも、プライドが高く気が強いんですが、基本的に優しい女性像で良かったです。
 


舞台と犯行が同時進行のため、忙しいヘンリー(笑)
しかし、計画を嗅ぎつけた昔の悪友の裏切りに遭い、足を負傷してしまう・・・。
 
この作品の脚本、ロック・ドキュメンタリーの傑作『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』を監督したサーシャ・ガヴァシで、根本的に『アンヴィル!』も『フェイク・クライム』も、作品の基本コンセプトは同じなんですね。
それは、人生で年齢を重ねても、常に夢を抱いて生きる事が大事なんやというメッセージです。
『フェイク・クライム』という作品も、犯罪を描きながら、真面目に人生を過ごしてきて、ツキのなかった人物たちを絡めて描かれていて、お人好しばかり登場するんですよね。
犯罪計画を描きながら、「悪」を描いていない優しい目線が心地よい作品でした。
キアヌ・リーヴスのファンの方は、必見の作品やと思います。
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